導入事例

スタートアップ企業にインスピレーションを与える、
次世代サービスとしての価値

KDDI株式会社 IoT事業推進室 KDDI DIGITAL GATE
課長補佐 垣内勇人さん

5G(第5世代移動体通信)やIoT(モノのインターネット)に積極的に取り組むKDDI。2018年夏には、さまざまなパートナー企業との共創を目的とした、5G、IoT時代のビジネス開発拠点“KDDI DIGITAL GATE”をオープンしました。その入り口に設置されているのが、『600』。次世代のイノベーションを担うスタートアップが集まる空間において、『600』はどのような存在なのか。同施設の常駐スタッフである、垣内勇人さんにお話を伺いました。

『600』に触れることで、インスピレーションを得ている

―『600』導入の経緯から教えてください。
垣内 弊社では、au WALLETに代表されるような「キャッシュレス」サービスの拡大を狙っています。そのため、現金での支払いを必要としない『600』には以前から注目をしていました。また、弊社のパートナーであるソラコム様の回線を使っていたことも決め手となり導入が決まりました。導入をしたのはKDDI DIGITAL GATEのオープン当初からです。KDDI DIGITAL GATEがイノベーションスペースであることとの相性も良いように感じています。
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―利用者の反応はいかがですか?
垣内 KDDI DIGITAL GATEに集まるスタートアップ企業の方たちの間では、元々『600』の知名度が高かったんです。ですので、「やっと実物に触れることができた!」と喜ばれている方が多い印象ですね。また、次世代のサービスに関心が高い方が集まるので、技術的な部分に興味を持たれているようです。特に、RFIDを使った実サービスの商用例が直に見られるという点が、大きな刺激になっているように感じられます。
―『600』からインスピレーションを得られているということでしょうか?
垣内 そうですね。デジタルゲートでは「共創サンプル」と呼ばれる弊社のIoTの共創事例を紹介しているのですが、「600」もその1つに近しい存在となっています。KDDI DIGITAL GATEで次世代サービスのプロトタイプを開発されている方たちからすると、600様の事例は、その先の「商用化」を想起させてくれるようです。技術面での課題を解決した先には、商用化における課題が出てきます。それをいかに解決するかがネックにもなりがちで。たとえば、『実際に600を利用してみてどうですか?』と私に質問してくださる方もいらっしゃいます。そこで私が、商品補充担当者さんとLINEで細かくやり取りをしていること(※)をお話しすると、非常に驚かれますね。みなさん、技術面や仕組みの課題解決に目を向けてしまいがちなんですが、サービスが動き出した後の課題解決のために必要なことを『600』から学ばれているようです。
※専用のLINE@で利用者が直接リクエスト商品を送れるコンシェルジュサービス

企業単位でのキャンペーンにも対応してもらいたい

―垣内さんご自身も利用頻度は高いですか?
垣内 私もしょっちゅう利用していますし、弊社の社員のなかにもヘビーユーザーがいます。やはり、最先端のサービスに触れてみたいという人間は多いんです。au WALLETなら溜まっているWALLETポイントをプリペイドカードにチャージして利用できるので、お小遣いにも響きませんし、わざわざ小銭を持ち歩かなくていいのはありがたいですよね。また、補充担当者さんにリクエストをすることで、普段から愛用している商品を切らさずに置いておけることも嬉しい点です。残業で疲れているとき、気持ちをリフレッシュさせるための好物が『600』に入っていることで、外のコンビニまで買い出しに行く手間も省ける。すなわち、無駄な時間を短縮できているとも言えるかもしれません。
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―今後、『600』に期待したいことがあれば教えてください。
垣内 企業内に設置するものなので、社員証や社員専用プリペイドカードでの決済ができるようになると便利かもしれません。通常、文房具や会議での飲み物などを経費で購入する際には、「購買申請」が必要になります。それが地味に手間なんです。だからこそ、『600』で社員証で決済ができるようになれば、ワンアクションで経費購入ができるようになりますよね。そういう機能が実装されると、より現場レベルでの利便性が向上するように思います。
また、弊社ではKDDIのサービスをご利用のお客様を対象に、他社さまとコラボしたプレゼントキャンペーンを実施しているんですが、例えばau WALLETで決済した人は「◯◯円無料」というような仕組みが実現できれば、設置している企業単位でのコラボキャンペーンになって、さらなる広がりが見えてきそうですね。